北海道冬物語り3日間(流氷の道東)

 その日、釧路空港は零下2度で、早速激しい寒さの中に降り立ちました。
 しかしガイドさんによると−2度は暖かく、かえって流氷が沖に離れてしまい、明日が心配とのことです。
 まず丘の町「美瑛」を見学。
 ここは景観の良い丘が沢山あり、沢山のコマーシャルが撮影され、一つ一つ「コカコーラの丘」とか、「カローラの丘」と呼ばれているそうです。
 初日の宿泊は層雲峡温泉、この日の移動距離は100km。
 ちょうど「層雲峡氷瀑祭り」の最中で、河原に雪と氷で造られた様々な雪像が、幻想的にライトアップされてました。
 2日目、網走市内観光。
 赤い橋を徒歩で渡ると網走刑務所なのが印象的でした。
 この日の気温は−15度と冷え込み、そのおかげで心配しておりました流氷も、港の中まで埋め尽くす程、海を真っ白にしてました。
 砕氷船「オーロラ号」で海に出たのですが、厚い氷を激しい音を立てて割る迫力は、思っていたよりも凄まじいものでした。
 そしてまだ割れていないところを選んで進む様に、寒い朝道ばたの氷を割って歩いた、幼い日を思い出してしまいました。
 私は見られなかったのですが、流氷の割れ目からゴマフアザラシが顔を出したのを見たラッキーな人もいました。
 本日の宿は知床ウトロ温泉です。
 朝からの移動距離は220km。
 夕食の後「オーロラファンタジー」を見学。
 これは藁を燃やした煙のスクリーンに、レーザー光線でオーロラの雰囲気を再現した物ですが、じっとして見ているには、夜の更なる冷え込
 がつらかった。
 でもここのカニが一番品が良く、そして安かった。
 最終日の朝は、「流氷の天使・クリオネ」から始まりました。
 何とグランドホテルのロビーにある水槽に飼われているのです。
 大きい物でも2cmぐらい。
 泳ぐ姿は本当に天使のようでした。
 氷結した「オシンコシンの滝」を見学した後、屈斜路湖の砂湯で野生の白鳥を見物しました。
 クァークァーと鳴き観光客にパン切れをねだる姿には驚きました。これって野生?
 摩周湖で樹氷を見物した後、凍結した阿寒湖の上を散策。
 途中の道路脇に野生のキタキツネエゾジカが姿を現し、我々を感激させてくれました。ありがとう。
 そして鶴居の鶴見台では丹頂鶴の群を見学しました。
 飛び立つ姿や、求愛ダンスの姿に、これぞシャッターチャンスとばかり、皆一斉にシャッターを切りました。
 上手く取れているとよいのですが。
 これで冬の北海道の三白、流氷と白鳥と丹頂鶴と全てをクリアー。ラッキー。
 広大な釧路湿原を抜けて帰りの釧路空港に。
 今日の移動距離は300kmで全部で620km。フー。
 高速道路がないことを考えますと、この距離からも北海道の雄大さを感じます。
 今までのお土産を機中預けにして、空いた手に最後のお土産を買いました。
 そして今回の旅行の無事終了と、いつも快適な旅行を企画運営して下さる友人や旅行会社の方々に感謝し、美味しい北海道のビールで、
 打ち上げの乾杯をしました。